板津雄志記者
【サンケイスポーツ】 板津雄志記者
ダートのクラシック競走が新しく整備された2024年に、いきなりフォーエバーヤングという傑出馬が現れ、ケンタッキーダービー3着後にこの3冠最終戦に登場。圧倒的な能力を示し、翌年の世界一への足掛かりとした。その少し前から日本と世界との距離が近づいてきたと感じていたが、今では日本馬がダートの本場アメリカでも堂々と渡り合えるくらいに躍進した。
今年のメンバーで、のちに世界で勝ち負けを競う姿が想像できるのはイッテラッシャイだ。今思えば、デビューから伏竜Sまではまだ素質に成長が追いついていなかった。そこで強敵と戦って地力がつき、1勝クラスと鳳雛Sを連勝して、今度は自信がついた。
休養を挟んで臨んだ不来方賞では2分0秒9というコパノリッキーがもつコースレコードに0秒1差まで迫る快走をほぼ馬なりで演じた。「前走は強かった。叩き上げてどんどん強くなっています。決して逃げ馬なわけでなく一歩引いた競馬もできますし、状態も使って良くなっています」と斎藤誠調教師。4連勝を飾っていずれ海を渡ってほしい。
2冠馬フィンガーは米国遠征から2カ月弱で状態面がどうか。それならレパードS勝ちのチェリヴェント、NAR勢ではホッカイドウから南関東への移籍初戦だった戸塚記念を2着にまとめたマロンソレイユが気になる。